08年第2回定例会

• 【６月議会への基本姿勢】
  • 　今回の議会では、貧困の拡大、増税、物価の高騰が市民の家計を直撃しているときですから、暮らしに直結している自治体として市民生活をささえることを求めました。
  • 　また、弱肉強食の社会を無批判にすすめている政府に対して、社会保障費の抑制策をあらためることなど、自治体、議会として意見を表明することを迫りました。
• 【主な議案】
  • ◆専決処分の報告（2007年度一般会計補正予算（第７号））
    • 予算に比べ、特別交付税1706万円、市町村総合交付金1億3241万円が増額となったため、それを財政調整基金に積み立てる。可決：全会一致

• • ◆ 専決処分の報告（市税条例の一部を改正する条例）
    • ○ 上場株式等の配当・譲渡益は、本則税率20％のところを2003年から軽減され税率10％となっていたものを、2008年度末でいったん廃止し、2009・10年度の２年間、500万円以下の譲渡益、100万円以下の配当について10％の特例を適用。（金持ち優遇税制）
    • ○ 2008年4月1日から2010年3月31日までに省エネ改修をおこなった住宅で、工事終了後３ヵ月以内に申請すると、翌年度分の固定資産税から１／３を減額する。
    • ○ 65歳以上の公的年金受給者から、個人住民税を2009年10月支給分から天引きする。
      • 可決：賛成—自民・公明・風、反対—共産党・民権

• • ◆ 専決処分の報告（国民健康保険税条例の一部を改正する条例）
    • ○ 国民健康保険の課税額の合算対象額に「後期高齢者支援金等分」を加える。
    • ○ 国民健康保険税の限度額53万円　→　国民健康保険税の限度額47万円
    • 後期高齢者支援金等分の限度額12万円
    • ○65歳から74歳の公的年金受給者から、国民健康保険税を天引きする。
      • 可決：賛成—自民・公明・風、反対—共産党・民権
  • ◆ 2008年度一般会計補正予算（第１号）
    • ○ ひまわりフェステェバル関連で、ポスター作成などで都補助金114万4千円、JAからの寄付金50万円。あわせて164万4千円を追加。
    • ○ 東京都のチャレンジ支援事業の窓口設置で、258万円。など　　可決：全会一致

• • ◆ 高齢者住宅条例の一部を改正する条例
  • ◆市営住宅条例の一部を改正する条例
    • 「暴力団員」であるものを入居資格から除外、同居・承継についても承認しない。
      • 可決：全会一致

• • ◆ 有料駐輪場条例の一部を改正する条例
    • ○ 南口第2駐輪場について、立体化工事のためいったん閉鎖。
    • ○ 北口第3駐輪場についてアスファルト舗装など整備を行い、有料化する。
      • 可決：賛成—自民・公明・風、反対—共産党・民権

• 【請願・陳情】
  • ◆ 「郵政民営化見直し」に関する陳情
    • ○法律にユニバーサルサービスの提供義務を明記すること。
    • ○国が日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命の株式売却をおこなわないこと。
    • ○郵便と郵便局サービスの実態検証を。
      • 不採択：賛成—共産党・風・民権、反対—自民・公明

• • ◆ 学力テストの見直しを求める陳情
    • ○ 全国・東京都いっせい学力テストの中止を求める意見書の提出。
    • ○全国・東京都いっせい学力テストに参加しないこと。
    • ○市の学力テストの中止。
      • 不採択：賛成—共産党・風（原ま）1/4・民権

• • ◆ 「従軍慰安婦」問題についての意見書提出を求める陳情
    • 従軍慰安婦問題について、政府の誠実な対応を求める意見書の提出を
      • 採択：賛成—共産党・公明・風・民権、反対—自民

• 【議員提出議案】
  • ◆ 後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書
    • 不採択：賛成—共産党・風（斉藤み、原ま）2/4・民権、反対—自民・公明
  • ◆ 基礎年金の財源に関する意見書
    • 不採択：賛成—共産党・公明・民権、反対—自民・風
  • ◆ 社会保障費抑制路線を撤回することを求める意見書
    • 採択：賛成—共産党・公明党・風・民権・自民3/7、反対—自民4/7